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温存された家族制度・創価学会と、これを揺るがすもの。

アメリカでは、引越しが多い。

エマニュエル・トッド『移民の運命』によると、
1975年から1980年にかけて、アメリカ国民の46%が引越しをしている。
更に遡るが、こちらも参照されたい。『加藤秀俊 引越しの文化』

アメリカでは、成人した息子や娘は家を出ることが基本となる。
別離をプラスに評価する考え方が、これを支えている。
特に成人既婚男性が親と同居、ということはまずない。
単に別々に住むというだけでなく、近くに住んでもいけない。
絶対核家族自由主義的な価値観により、親と子を別々のものと見なす。
そして親子兄弟姉妹の結びつきは希薄だ。

日本の場合も都市部を中心として、それなりに核家族は多い。
ただ、形式上核家族であっても、
近くに住んだり、育児の協力、盆暮れの帰省など、
親子の結びつきは結婚後も維持される。
こうして、直系家族が実質的に温存されていく。

こういった違いから、絶対核家族では、
親が子をコントロールしようとする傾向が稀になる。
そのため、
「親の宗教教育がキツイ」
「親に脱会を止められて」
「義父母から入信のプレッシャーをかけられて」
などの問題が発生しにくい。
創価学会の家族問題が発生しにくいだけでなく、
創価学会そのものも発展しにくい。

日本の話に戻るが、直系家族が温存されているので、
創価学会が急速に揺らぐことは考えられない状況だった。
しかし、現実に創価学会は揺らいでいる。
もちろん、創価学会が揺らぐ原因は多々あった、
過重活動、会員家庭の崩壊、幹部の脱会、会員の不祥事、聖教新聞の劣悪さ…

ただ、今回取り上げるのはそれらとは違う。
原因をもうひとつ挙げたい、
インターネット、中でもブログなどの普及だ。

創価学会が揺らぐ原因はいくつもあるが、別に近年になって始まったことじゃない。
多かれ少なかれ、前々からあったこと。

例えば過重活動なんかは前々からあったものの、
それでもある時期まで拡大してこれたのは、
「過重活動して当然」と会員の多くが思い込んでいたからだ。

創価学会は閉鎖的と見なされていたが、ブログが普及し、
会員・非活会員・元会員・会員の彼氏彼女・身の回りに会員が居る人、
こういった人たちが個人のブログで情報を発信するようになり、
急速にオープンになっていった。

様々な地区や立場の会員や、関係者達が交流した結果、
疑問を持った人、元々持っていた人たちが情報を集め始めた。
そして思うようになる。
「今までのアレやコレはおかしかったんじゃないのか?」
「えっ?他の学会員家庭じゃ、ウチみたいに酷くないとこもあるみたいだぞ」
創価学会に揺さぶりがかかるわけだ。

さて、自由な情報発信がなされたが、大抵は名無しかハンドルネームだ。
そういった情報は権威があるわけでなく、内容を見て、
良し悪し、適当不適当、を判断するしかない。

かくして学会員の権威主義も揺らぐことになる。
インターネット上では、上下の関係は弱くなり、横の関係となる。
権威主義の国のなかでも、インターネット上では自由主義的な面が強くなる。
情報収集を始めた学会員の一部には、
権威主義が緩和されたり、自由主義的な考えが強まる者も出てくる。
すると、これらの人々は創価学会の指示に従わない傾向が強くなる。
(もちろん、別の権威に飛びついてしまう人もいるが・・・)

こうして、直系家族制の温存された状況では、
本来ありえなかったはずの揺らぎが創価学会に起こってきた。

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