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創価学会の海外展開を考える(アメリカ編)

創価学会の民主化は不可能、こう言う人がいる。
私もそう思う。ただしそれは、日本国内に限るけど。

およそ五十年前、
池田大作氏は創価学会の海外展開を考え、アメリカに渡った。
このとき既に、アメリカ軍兵士の日本人妻を中心として、
ある程度の会員がアメリカにいたが、言葉の壁もあり、当分の間、
アメリカ創価学会の会員は日本人・日系人が中心だった。

ようやく、アメリカ人への布教が始まると、
創価学会は思いもよらぬ問題に直面した。
アメリカ人会員から民主化要求があがり始めたんだ。

当初、アメリカSGIは日本の直系家族的な組織形態を、
そのままアメリカに持ち込んでいた。
しかし、アメリカ人会員が増えるにつれ、
アメリカSGI上層部の中央集権的なやり方に対し、
アメリカ人会員から批判が集まるようになった。
こういった批判を上手く丸め込むことが出来なかったようで、
アメリカSGIも、やむなく中央集権的な運営を見直し、
活動の中心を中央本部から地域のグループへと移した。
アメリカ人になじみのある、会衆派的なものを取り入れたんだ。

会衆派教会

会衆派教会(かいしゅうはきょうかい/Congregational Church)は、
キリスト教のプロテスタントの一教派で、
他に会衆派、組合派、組合教会とも。
各個教会の教会政治において、
会衆制とよばれる教会員の直接民主制に近い制度を採ることが特徴で、
各個教会の独立自治を極めて重視する。

概要
各個教会は、イエス・キリストへの信仰において、
それぞれの教会と契約関係(covenanted)で集まっている
人々から成り立っている。
各個教会はいかなる信仰的・世俗的権威からも自由に
ただ神の感化によって信仰と生活との規範を定め、
実践するものであるとされる。
それこそが初代教会が実践し、
新約聖書に証されている教会制度であるという
会衆派教会の自己理解によるものである。
また、宗教改革の流れに属するものの、
いかなる教会的・教理的信条にも拘束されない自由を尊重する。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 

ぽんきちさんの指摘により削除


会衆派的な仕組みには、
絶対核家族の、自由主義の価値観が良く表れている。
上からの支配は否定し、自由と独立を重んじているんだ。

また、アメリカ人会員からは、
「幹部登用手続きが非民主的だ」「有能な女性を役職から排除している」
とも批判され、アメリカSGIはこれらも改善を余儀なくされた。

かくしてアメリカSGIは、
権威からの自由、中央からの独立、組織運営の民主化といった、
およそ、創価学会らしくない要素を取り入れて行ったんだ。

日本でもそうすればいいじゃない、と思う人もいるだろう。
だけどこれは、アメリカという絶対核家族の国だからこそ出来たことなんだ。
会衆派的教会の起源があるイングランドや、その植民先である、
カナダ、オーストラリア、ニュージーランドといった国々は、
絶対核家族の国だから、アメリカSGIと似たような経緯をたどるだろう。

しかし、直系家族を維持したままの日本では無理だ。
なんだかんだと指導で丸め込まれて終わってしまう。
日本人の所属組織との関係性が、それを許してしまうんだ。

追記 2009/12/14
アメリカSGIの機関紙には、
ワールド・トリビューン(アメリカ版聖教新聞・週刊誌)と、
リヴィング・ブッディズム(アメリカ版大白蓮華・月間誌)があるが、
会員数の参考にし易いのは、リヴィング・ブッディズムの方だろう。
ワールド・トリビューンの方は、日本の聖教新聞のように、
多部数購読することがあるからだ。

近年の調査では、リヴィング・ブッディズムの発行部数は約3万5千部。
一家族あたり1.6人のSGI会員がいることから、
アメリカには約5万6千人の読者(SGI会員)がいると見られる。
参考:フィリップ・ハモンド、デヴィッド・マハチェク著「アメリカの創価学会」

コメントの投稿

非公開コメント

No title

色々と勉強されているなと思うのですが・・・。

ただ多分ここはあくまで「会衆派」的であって、「会衆派」そのもののことを指すのではないと思うのです。(だからウィキの説明はあんまりあたらないかと・・・)

少なくとも会衆派は現在日本で独立した教派として存在していませんし、また英米でも独立した形ではなく、合同教会(つまり他宗派と合併して、教会を持つ)の形を持つ場合が多いです。

一方、「会衆派」的、つまりは「会衆制」と換言できるかと思いますが、これならば、バプテスト派を代表として沢山あります。要するには個々の教会が独立自治の形をとり、牧師の選択・任命等は基本的にその教会の会衆により為されるという形をとるということです。

だからアメリカのSGIはつまり「会衆制」をとったということなんだろうな、と思います。これならばツジツマの合った説明です。

細かいことを言ってすみません。

ぽんきちさんへ

いえいえ。
ぽんきちさん達コメンターの指導よろしきを得て、
このブログが完成するかも知れませんよ?

今後も分かりにくい表現や、誤解による記事が見られたときは、
ぽんきちさんの気分次第で、コメントして貰ったらいいです♪

はじめまして

非活婦人部のおばさんですがよろしくお願いします。


昔 よく会合で聞いた話ですが「日本人は因習が深く学会を受け入れ難い。だから将来は海外の人に折伏される時代が来る」…みたいな。


今回の本幹スピーチによると「アメリカがこの8月、未曾有の折伏達成。10年前の1年間の弘教を上回る拡大をわずか1ク月で成し遂げた」 だそうです。


日本と違ってマイ聖教や多部数購読、選挙のF活動、財務などがないから入会しやすいのかな?なんて思ってしまいました。
そのうち日本に折伏交流
に来たりして?



本幹で海外メンバーが嬉々として参加し 名誉会長のスピーチに目を輝かせてる姿を見るにつけ この人達は日本の数にとらわれた中身のない活動なんて知らないんだろうなぁと。


日本もアメリカのように意見を自由に言えて民主的な組織運営をしてきたならまだ救いようがあったのかな?


なんか支離滅裂なコメントですみませんでした!m(__)m

ぷにょさんへ

ぷにょさん、コメントありがとう。
歓迎いたします。

>日本人は因習が深く学会を受け入れ難い
ところが学会もまた、別の因習となったようですね。

>日本と違ってマイ聖教や多部数購読、選挙のF活動、財務などがない
これは何と何があるのか、良く分からないことが多いですね。
英語版機関紙や会費的なものぐらいはあると思うけど、
会館警備はどうなってるのかな。アメリカに牙城会はあるのか?
墓苑はあるんだから、お墓の売り込みはあるのか?

アメリカには公明党がないから、
選挙運動が無いという点で、入会しやすさは有りそうですね。

>この人達は日本の数にとらわれた中身のない活動なんて知らないんだ
大きな団体になると、左手が右手のやってることを知らないなんて、
よくあることなんでしょう。

たとえ数を掲げても、
それを上から下へ押し付けるのは、
アメリカには馴染まなそうです。

>日本もアメリカのように意見を自由に言えて
>民主的な組織運営をしてきたなら

日本人そのものが、察することより、
主張することを重視するようになっていれば、
それもありえたのでしょうが、

家庭や企業、地域の団体等、日本人の組織で、
本当に民主的な運営を実現しているものが、どれだけあるのでしょう。
民主的運営が日本人の組織の主流となることが出来たのでしょうか?

国民の性質に合わない宗教は、流行らないでしょうからね。
創価学会は「わずかの小島の主」で終わるのか。
あるいは海外展開を主流として、全く別物の宗教となるのか。

海外のSGI

島田裕巳の『民族化する創価学会』の中に、「世界進出の全舞台裏」という項目があり、その中でアメリカのSGIのことに触れたくだりが少しあります。それによると、「海外のSGIでは本人の信仰を変更することを求めない」ということです。おそらくこれは日本と最も大きく違うことではないでしょうか。在外邦人に対してもそうかどうかは定かではありませんが・・・。

また日本で創価学会の会員となってきたのが基本的に都市の中下層階級であったのに大使、イギリスやアメリカの会員には高学歴の者が多く、社会階層は日本よりも上であると考えられ、そのため、創価学会に対する関心の持ち方も違ってきており、「広い意味での精神運動の一つ」として捉えているのではないか、と島田氏は指摘しています。

この二点は確かに軽視できないように思います。

また島田氏は書いていないですが、教学内容の違いといったものもあるかもしれませんね。「ナンミョ~」と唱えるくらいだけなら良いですが、詳しい内容は、いきおい大ちゃんの書物を解説本としつつ(それもおそらく日本ほど何冊もではないでしょう)学ぶことにならざるを得ず、そうなると宗教というよりは、仏教系の平和主義団体に入ったというニュアンスが強まるのではないでしょうか。いわばヨガにかぶれてみたり、ベジタリアンになってみたり、サイババを信奉してみたり・・・・といったのと同じ系列なのではないかな、という気がします。

ぽんきちさんへ

>「海外のSGIでは本人の信仰を変更することを求めない」
も、物凄く根本的な部分のアレンジだ・・・

>「広い意味での精神運動の一つ」として捉えているのではないか
これも含めて考えると、脱宗教化しているということになりそう。

日本の創価学会と、組織としてはひと繋がりではあるけれど、
あり方としては、別物で行くということでしょうかね。
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