【2014年衆院選】投票先は、公明・共産だけ【大阪3区】

さて、今回の記事で見ていくのは、関西の小選挙区だ。
関西のなかでも特徴的な、大阪3区を見ていく。
2012年の選挙結果と比較していこう。

2014年第47回衆議院議員総選挙
■大阪3区
有権者数 375,218人
投票率 46.69%

候補者名 所属党派 得票数 得票率
佐藤 茂樹 公明 84,943(57.2%)
渡部 結 共産 63,529(42.8%)

上が今回の選挙結果、
今回は候補者は2人しかいないので、
投票先として選べるのは公明か共産だけ。

下は前回の選挙結果で、
比べてみると、
公明党が前回より1万7千票の減
共産党が前回より1万4千票の増
となっている。

2012年第46回衆議院議員総選挙
■大阪3区
有権者数 379,798人 
投票率 56.59%

候補者名 所属党派 得票数 得票率
佐藤 茂樹 公明 101,910(53.2%)
渡部 結 共産 49,015(25.6%)
藤原 一威 民主 40,687(21.2%)

今回の選挙では公明党と共産党のどったかに投票しろ、という状況で。これはキツい。このため投票率も40%台まで落ち込んでいる。
それだけでなく、無効票率もたいへんなレベルにまでなっている。NHKのサイトから引用した以下の数字を見て欲しい。

■NHK衆院選2014データマップより、大阪3区
投票率: 46.7%
投票率の前回比:-9.89P
当選者の相対得票率:57.21%
当選者の絶対得票率:22.64%
無効票率:15.26%

無効票はたいてい、2%とか3%とか、そんな程度なもの。つまり意識的な白票が大量に入っている。投票所まで来ることはできても、白票しか入れてられんという意志表示だろう。
15.26%という数字から計算すると、実に2万6千票の白票が投じられたことになる。また10%近くの投票率低下により、投票総数も3万7千票の減となっている。
こうなると、当選者を出した政党が支持されたとは、言えない。さらに大阪5区、兵庫8区が同じ状態となっている。

NHK衆院選2014データマップより
■大阪5区
国重 徹(40歳) 公明・前92,681票
石井 美鈴(50歳) 共産・新68,430票

投票率: 45.7%
投票率の前回比:-9.82P
当選者の相対得票率:57.53%
当選者の絶対得票率:22.37%
無効票率:14.90%

■兵庫8区
中野 洋昌(36歳) 公明・前94,687票
庄本 悦子(60歳) 共産・新60,849票

投票率: 45.9%
投票率の前回比:-11.61P
当選者の相対得票率:60.88%
当選者の絶対得票率:25.01%
無効票率:10.41%


○補足意見
小選挙区制度のそもそもの前提として、
『ひとつの選挙区のなかから一人の議員を選び、政権を選択する』という目的がある。

1.与党第一党か、
2.野党第一党か、
3.その他か


いずれかを選択することで政権を選択できる。
というわけだが…
そのためには、
1.与党第一党(自民党)
2.野党第一党(民主党)の候補ぐらいはいないといけない。
最初から、3.その他(公明党、共産党)しかいないのでは、まともな選択権が行使できるとはいえない。

公明党が自民党に影響力を持っていて、
自民党の候補者を立てないでもらえるため
『1.与党第一党(自民党)に投票するかどうか』
という選択権を有権者から取り上げてしまえる。
これが、その選挙区での選挙を台無しにしている。

【2014年衆院選】組織票の公明党が安定当選【東京12区】

比例区で議席を伸ばした公明党は、
小選挙区では手堅く前回通りの人数を当選させた。

さて、今回の記事で見ていくのは、
小選挙区のなかでも、代表的な東京12区だ。
違いが鮮明な2009年の選挙結果と比較してみたい。

東京12区
2014年第47回衆議院議員総選挙
有権者数 398,205人 投票率 56.04%
太田 昭宏 公明 88,499(41.6%)
池内 沙織 共産 44,721(21.0%)
青木 愛 生活  40,067(18.9%)
田母神 俊雄 次世代 39,233(18.5%)

上が今回の選挙結果
これを見ると他の3候補に票が分散し、
公明党が勝利したという形になっている。
下は前々回の選挙結果で、
票は拮抗し、いい勝負となっている。

東京12区
2009年第45回衆議院議員総選挙
有権者数 : 393158人 投票者数 : 271522人 投票率 : 69.06% 
青木 愛 民主 118,753
太田 昭宏 公明 108,679
池内 沙織 共産 31,475
与国 秀行 幸福実現 3,813

このときの選挙などと比較すると、
票の分散の影響もあるものの、
それ以上に投票率の差が大きい
人口40万近いこの選挙区では、
56%と69%の差は5万票ほどにもなる。

第43回衆議院議員総選挙 東京都第12区
太田昭宏 98,700票 44.1%
第44回衆議院議員総選挙 東京都第12区
太田昭宏 109,636票 43.2%
第45回衆議院議員総選挙 東京都第12区
太田昭宏 108,679票 41.4%
第46回衆議院議員総選挙 東京都第12区
太田昭宏 114,052票 51.4%
第47回衆議院議員総選挙 東京都第12区
太田昭宏 88,499票 41.6%

組織票の公明党は低投票率で強みを発揮する、
公明党も5回の衆院選の中で最低の得票数だったのだけど、
これで充分勝ててしまった。

東京12区の状況は以下の3つ
1.自公協力で自民党には立候補を控えてもらえる
2.対抗馬だった民主党は票がとれなくなった
3.かといって自公民以外には票はまとまらない

こういう感じなのだが、ここだけでなく、公明党が候補者を立てた選挙区では、だいたいこういう状況になっている。

【速報】比例区公明、得票少なめ、議席は多め【2014衆院選】

12月の冷え込む中、行われた衆院選も、
ようやく終わりました。

さっそく比例区について、
まとめてみることにします。

■参院選比例区 公明党の得票数 獲得議席数 得票率 
00衆 7,762,032票 24議席 62.49%
03衆 8,733,444票 25議席 59.86%
05衆 8,987,620票 23議席 67.51%
09衆 8,054,007票 21議席 69.28%
12衆 7,116,474票 22議席 59.32%
14衆 7,314,236票 26議席 52.66%New!

なにやらえらいことになってます
議席が最大規模に増えてます。

過去の5回の衆院選とくらべてみると

得票数 5番目(少ない)
議席数 最大

これは、うん、あれだね。
投票率だよね…

衆院選投票率52.66%戦後最低更新
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ねま

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